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飲食OK?席は指定?
ガチ初心者がプロレスへ行って学んだ初心者のためのプロレスの10の楽しみ方

2017/2/17 - カルチャートミー

トミーです。

先日、本当にプロレスのことを何も知らない、テレビでやっていてもほかの番組を探すような女子2人で、ご縁で手にいれたプロレスのチケットを持って、何も下調べしてない状態で試合を見に行ってきました。

見よう見まね、時にはYahoo知恵袋やGoogleを調べながら学んだ、初心者さんのためのプロレスの楽しみ方を10個を共有します!

 

【玄人のみなさまへ】

「初心者さんを連れて行く時はこんなレベルから何もわかっていないんだ、不安なんだな」と改めて認識いただけたら幸せです♪

【注意】

以下は、2017/2/16に開催されたNoah広島会場で初心者たちが学んだ内容です。他会場、他団体ではルールが違うこともあるかもしれません。あくまで参考としてご覧になってください。

 

1.飲食可能

ジュース、お菓子、お弁当…、見渡す限りは持ち込み飲食、特に問題ないようです。匂いがきつくなければOKといった具合でしょうか。ネットで調べたところ後楽園ホールでも問題ないらしい。

休憩中でも試合中も特に差はないようです。ただし、場外乱闘があった場合、逃げ遅れると危ないので「なるべく休憩中に食べようね!」といった具合のようです。

私のお勧めはポッキーやじゃがりこのようにつまんでポシポシ食べられるものかな。食べ物に気を取られて歓声があがるシーンを見逃すことが少なくなります。

 

2.席は案内係が案内してくれる

席は指定席なのですが、初心者さんは席がわからずウロウロしてしまいます。すると案内係さんがさっと見つけて教えてくれますよ。ちなみに私たちが行った広島会場ではエリアがリングに沿って東西南北に分かれ、それぞれの席に番号が貼ってありました。

 

3.携帯の操作、写真撮影OK!

コンサートとかって撮影禁止だったりするので、どうかなと思ったのですが、お客さまへの注意書きもなければ、周りの玄人のお客さんたちも普通に携帯を操作し、写真撮影をしていました。どうも問題ないようです。

 

4.絶対にやってはいけないことは動画撮影+配信。

「お客さまへのお願い」が入口に貼られていたのですが、一番大きく書かれていたことは動画撮影と配信の禁止でした。それ以外は自席で観戦すること・試合中の選手に触れないで・物を投げ込まないで・紙テープやのぼりを使わないでね・立ち見禁止だよ…と、それくらいでした。

やっぱり携帯の操作、写真撮影は問題ないようです。(試合に必死で携帯いじってる暇はないけどねー!)

 

5.私語はそこそこならOK、声援は全然OK!

周りを聞いていると、解説している人や友人同士で「今のは痛かったね…」と話している人など結構います。基本みなさんの目はリングの上、口だけは近くの人同士で話している感じだったでしょうか。

試合が白熱してくるとそれらも収まり、プロレスラーさんを応援する声や大きな感嘆の声が増えます。まぁ、みんなの邪魔でなければお話は多少しても大丈夫なんだと思います。

 

6.女の人もお子さんも案外多い

男性8人につき、女性が1人くらいの割合だったでしょうか。黄色い声で応援する女性も結構目立っていました

それからお子さんがこれまた多い。18時~21時のプロレスでしたが、2歳~10歳くらいまでのお子さんが全体で約10名ほどいらっしゃいました。

お子さんもしっかりとしたファン。

応援している選手がいるみたいで「ヨーヘイ(プロレスラー名)がんばれ~~」っとか聞こえてくるんです。会場もプロレスラーもその声でほんわかしちゃったのは間違いないです(笑)

 

7.休憩は全試合の半分あたりに設定される

「休憩はアナウンスします」くらいしか言われておらず、一体いつトイレにいけるのか?と思ってしまいますが、だいたい3~4試合終わったころ、時間を見計らって10分ほどの休憩になります。

 

8.羽交い絞めにされているプロレスラーがロープを触ったら拍手

ギブアップねらいの羽交い締めにされているとき、技をかけられている方がロープを触るとロープブレイクとなり、技をかけている側は技を解除しないといけません。

その時、よく頑張ったみたいな意味でしょうね。拍手がわきます。見えない方向でも拍手がわいたらロープ触ったなって思えばよいようです。

 

9.肩がついたら試合終了のスリーカウント以外に場外カウントがある

これが一番びっくりしたかなー。

カウントと言えば、ワンツースリーでカンカンカン試合終了!のイメージですが、何度か見たのがリングよりも外にプロレスラーさんが出てしまったときにレフェリーがする20カウント。最初に聞いた時ははスリーの次があってびっくりしましたよね(笑)

もちろん、レフェリーさんという「人間」がするカウントなので、リングから出てすぐスタートするわけでもなく、ある程度場外乱闘が終わってから「ええ加減リングに戻りなさい」の意味でカウントされているような気はします。

リングにあがろうとして阻止されて、19カウントですべりこむ!なんてシーンも。ちなみに20カウントであって、20秒ではありません。

 

10.審判さん含め全体がショーなのである

 

プロレスってヤラセなんでしょ?

 

これは初心者さんたちが思うこと、たぶん第一位のテーマでしょう。

見方が分かっているファンの方は「ヤラセ」なんて言われれば「いや、違うよ!」なんて言うでしょうが、まぁ、なにもわからない初心者さんたちは余計混乱してしまうわけで。

・ どう見ても当たってないのに「ぐああっ」て言った
・ どう見ても足で音を出している
・ どう見てもレフェリー機能していない。 

 

…  こんなのは多々ありますが、初心者から見た【初心者がしっくりくる結論】としては

 

プロレス=リングと会場全体を使ったショーであり、エンターテイメント。


こう思って観戦すると違和感なく楽しめると思います♪

 

実際見て思ったのは「ヤラセ」という表現で一言で全てをくくるのは残念かなと。明らかに今のは痛かったろう、本気だなぁ、ここは我慢くらべを見せる部分だな、というシーンもあるんです。

どうみても一般人がリングにあがってできる試合ではありません。
基礎体力や日々の鍛錬、相当の練習がなければ、瞬時の判断を要する試合をなるべく怪我なく何十分も持たせることはできないでしょう。

また、プロレスラーさんたちは、細かく目を配り、足音で距離を測り、スムーズな進行で盛り上げるためにメリハリをきかせた間合いを作っています。賢くなければ、観客がその瞬間どう求めているかを把握することは無理でしょう。

 

そういった部分も含め、スタッフからリングの上までの全てをショーとして楽しむとよいと思いました。

 

おまけ:ゆるキャラがおった

キャラ設定なくふつーにしゃべるので、びっくりしますが、癒しのキャラクターがいました。ネットに情報がなく、名札も近くで見れなかったのですが、今度近づいたら、直接中の人にお名前聞いてみようと思います(笑)

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