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(カープじゃないよ!!似てるだけ!)マリホ水族館限定「赤イルカ」と凄腕なハッピおじさんと私の話。

2017/6/24 - カルチャー, レビュー, 広島県内, 生活トミー

まさかのマリホ水族館、限定1000体の赤イルカの話が人気でして…。
 

広島人のサガなのか…

 

プレオープンのマリホ水族館のレポート、みなさん読んでくださってありがとうございます!

前の記事は年間パスポートに重きをおいて書いていたのですが、どうもまわりから言われるのは案外と赤イルカさんのことが多く… w

 

 

まず復習です。

 

1 赤イルカさんは、マリホ水族館の左隣りのショップ内に積まれています。ちなみにこのショップはマリホ水族館に行かなくても普通に入れます

2 そもそもマリホ水族館にはイルカもクジラもアシカもそういう系はいませんが、ここには積まれるほどいます。

3 胸ビレを押すと「パフっ」と鳴きます。(胸ビレが。

4 マリホ水族館限定カラー、限定1000体で、税込み1,000円です。

 

ハッピおじさん現る。

 

実はこの赤イルカ、前のレポートでは「結構売れていた」と書きましたが、それは、とある「ハッピを着たおじさん」がすべての始まりでした。

ここで、赤イルカの話をするとともに、ハッピおじさんについてもみなさんに知っていただきたい。

 

↑ こんな感じの方だった。

 

そのハッピおじさんはきっとショップの運営側の方だったに違いありません。

スーツ ・ ネクタイ ・ メガネ ・ ハッピの4点セット。そのお姿は明らかに、課長とか部長的な机に座るタイプで、外で売る人ではなさそうです。

店内には30人ほどお客さんがいましたが、高く積まれた赤イルカたちは、誰からも興味を示されていませんでした。そして余談ですが、私の財布にはその時1,100円ちょっとしか入っていませんでした。

 

そんな中、ハッピおじさんがどこかから現れ、イルカの横にスタンバイしました。
ハッピおじさんは突然声を上げ始めました。

 

「マリホ水族館限定の赤イルカ、いかがですかぁ。」

 

お客さんたちはただ、特に気にかけることもなく他の買い物を続けます。
おじさんは呼び込みが上手なわけでは全くありません。
おじさんはなんとなく誰かに話しかける感じで、こう続けました。

 

ハッピ「このイルカは世にも珍しい赤いイルカ、現実には存在しないカラーです。同じイルカ人形は他の水族館にもいるけど、この赤白のイルカは広島のマリホ水族館しかいませんよぉ。」

 

お客さんたち (ちょっと立ち止まって気になる)

 

ハッピ「限定1000体、税込み1,000円。プレミア商品ですよぉ。」

 

お客さんたち (2人くらい手に取ってかごに入れだす)

 

ハッピ「この限定カラーの赤は、カープの赤、広島だから赤イルカなんですよぉ、今かわんと、きっとなくなりますよぉ。」

 

お客さんたち (一斉に群がる!)

 

とあるシニアな夫婦  「カープじゃけぇ赤イルカなんじゃねぇ。そりゃ買わんといけんねぇ。」 ← どこから生まれた、その概念。

とある若いママ  「限定1000体なんと、かわいいねぇ。」 ← 限定1000体に対してかわいいがかかっている。

 

それはたった1分半のできごと。

 

筆者はただただ、その1分半くらいの流れを見ていました。
お客さんたちの様子に圧倒されながらただただ…。そんな私の中にツッコミの神がおりてきます。

 

広島人、どんなけ赤とカープが好きやねん www

落ち着いて考えて。それ、おかしい、作られすぎたイルカだよ wwww

どうみても駆り出された管理職のハッピおじさん、どんなけ呼び込み効果、高いねん wwwwww

 

ハッピおじさんは同じような定まっていない呼び込みを何度も行き当たりばったり感満載で繰り返していました。

 

そして気づくと、私の手には赤イルカが。

 

 

いやーだってぇ、そんな限定1000体っていわれて、カープで赤とかいわれたらお土産買うしかないよねぇー。(マリホは西区、私のおうちも西区。

 

しかして私のお財布、残金100円。ハッピおじさん恐るべし。

 

そこにはOriginalとしか書かれていない。

 

ちなみに、帰ってからマリホ水族館レポートを書く時、写真を整理していて気づきました。

 

カープのカの字も書かれていない看板
(うん、色をイメージしただけなら別にほら、お金とかも発生しないしね。大人のアレだね。)

 

しかし、限定1000体も(看板に書いてないのが怪しいんだけど)、あれだけ呼び込みで売れるなら増産したくなるとおもうんだよなー。税込み1,000円=限定1000体と定義づければ、税込み1,080円にしたら今後も売り続けることができるのかしらん…?

 

↑ マリホ水族館のタグがついてるぞ。(商品数少ないので、まだこのタグ自体がレアもの。)

 

それにしても、たった1つの人形だけで、呼び込みの大切さと、広島での商売のやり方を知ったマリホ水族館でした。

 

もしみなさんお土産コーナー行ったら、その後赤イルカの山がどうなったのか教えて下さいね!あと、ハッピおじさんがいたらぜひその呼び込みがうまくなっているか、聞いてみてください!!

 

 

↑ 見れば見るほど赤イルカ。 かわいいよ? そりゃ、なけなしの1,000円で買ったんだもん ww

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