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ビンテージチロル ミックスベリー

2017/5/26 - 生活しぶ

【今回はやや閲覧注意!しかし良作!】

あなたの机の引き出しの奥に数年前のチロルチョコは眠っていませんか?
ヴィンテージワインに愛好家がおられるようにヴィンテージチロル(誤用)にもまだ私たちが気づいていない魅力が隠れているのではないでしょうか?

さて!マニアックなご好評をいただいているこのシリーズ、新しい記事が出ないときのつなぎ記事とお気づきの方も多いのではないでしょか?

ただいまメインライターが職務多忙で、仕事の合間に更新しているこのサイトの動きが鈍くなっています。
「それなら私が何か書いてみたい!」と思われるライターさんも随時募集していますので興味がある方はお声がけください!
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本題です。
第三回目にご紹介するのはチロルチョコ「ミックスベリー」です。
こちらは2006年の商品なのでだいたい11年物でしょうか。
2005年前後に大量の闇チロルを入手して、こっそり保管していたらそのまま忘れ去られたという事情が容易に思い浮かびますね。

このチロル、公式によると

ブルーベリーソースとラズベリークリームをミルクチョコで包みました。
パッケージは5種類

とのことです。

外観

他と違わず、こちらもビンテージチロル特有のチョコレートのエッジのない造形です。
ファットブルーム気味で見た目がパサパサしていますが、これは他と違う部分があります。

 

 

 

体液が!!!
チロルチョコの体液が!!!!

 

 

 

チロルチョコから謎の液体がにじみ出ています。

表面にもしっかりとチロル汁がにじみ出ています。

商品説明では「ブルーベリーソース」があると書かれていましたので、それがにじみ出たものなのでしょう。

今まで固形物なのでなんとなくセーフな気がして食べていたビンテージチロルですが、初の液体登場により口にしても良いのかという不安が尽きない状態になっています。

切ってみる

全体的にチョコが緩いため写真が汚らしくて大変申し訳ないです。
ピンクのラズベリークリームの色は問題なさそうで、ここと外側のミルクチョコだけを見るとアポロチョコのような配色ですね。

半分空洞のようになっている部分がブルーベリーソースのスペースです。
経年劣化によるチョコの隙間から、半分くらいは外に流れ出てしまいあのようなルックスになっていたのでしょう。

実食

香りは古いチョコの臭いに若干のベリー系の酸味の強そうな匂いを感じます。
液状というのが不安ですが食べてみます。

まずは猛烈に苦い
ミルクチョコとは思えないような猛烈な苦みと、粘土のような食感が襲い掛かります。

続いておいしいのかまずいのかよくわからない酸味!
微妙にさっぱり感があるような感じになってて、それがなんとなくイラっときます。

両方合わせて食べてると苦みと香りが何かに似てるなーと思ったらこれウイスキーボンボンとか洋酒入りのチョコに似てる味なんです。
もう20年寝かせばお酒になりますと言われたら「なるほど」と信じちゃうような味ですね!

噛み続けていると先のネガティブな感情に続いて、「あ!これおいしいかも!」という予想外の感情が湧いてきます。

これ、なかなか癖になる味でロシアっぽいパッケージにくるんで提供すれば、かなり高級なチョコレートと錯覚しそうですよ!

まとめ

発売年  :2006年
香り   :古いチョコの臭いにベリー系の酸っぱい香り
食感   :ブルーベリーソースの水分のおかげでビンテージの割には口どけがよく感じます
味    :猛烈な苦みに続いて、ベリー系のさわやかな甘酸っぱさ、苦みと香りの掛け合いは悪くなくついつい完食してしまいました。
総評   :液体があるということで若干の不安がありますが、味自体は悪くなく夜勤で疲れたらバクバク食べたいなと感じました。かなり大人向けだと思います。
おすすめ度:★★★★☆(健康被害に関しては未検証)

 

結局、なんだかおいしくて完食してしまいました。
何が悲しいかと言えば、これもう少し食べたいのに手元に一つしか残っていなかったという点ですかね…
奇麗な夜景が見える部屋でバスローブ姿でブランデーを片手に食べたい、そんな大人の魅力あふれるビンテージチロルでした。

おススメ!

本記事は半分ジョーク記事です。
古い食品の安全性が立証されているものではありませんのでライターが自己責任で実食レビューしているものです。
まねをするのはおススメできませんのであらかじめご了承ください。

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