1. ホーム > 
  2.  グルメ

広島発上陸!
焼きたての台湾カステラが食べたい人はLECTにできた黄白白(ファンパイパイ)へ!

2021/10/25 - グルメ, 広島県内

台湾カステラとは

「今年のブームは台湾カステラかもしれませんね…」という食通の言葉を裏付けるかのように広島にも台湾カステラのお店がやってきました。
お店のご紹介の前にまずは台湾カステラについて軽くご紹介します。

台湾で「焼きたてのケーキ」と呼ばれているものを日本で台湾カステラと呼んでいるようで、シフォンケーキのように軽くふわふわながらも少しもっちりした食感が特徴です。
私たちのよく知るカステラのように砂糖や蜂蜜がたっぷり使われているというわけではないので、甘さはかなり控えめで卵の風味がかなり強いスイーツです。

焼きたての台湾カステラが食べられる黄白白(ファンパイパイ)

黄白白(ファンパイパイ)は2021/9/10にLECTにオープンした台湾カステラのお店です。
台湾カステラは「台湾で”焼きたてのケーキ”と呼ばれているもの」とご紹介した通り焼きたてを食べるのが醍醐味です。
数量が多くなく人気の商品なので焼きたてを希望する場合は当日レジでの予約制で、焼き上がりまで数十分から1時間程度待つことになります。

台湾カステラ税込630円です。
正確に測ったわけではないのですが長辺15センチ、厚さ6〜7センチくらいの一人で食べるのは躊躇しちゃうくらいのボリュームです。
公式サイトを見ると抹茶、黒糖など味のバリエーションがありましたが広島レクト店ではプレーンだけの取り扱いのようでした。

現場では黄白白(ファンパイパイ)よりもELK NEW YORK BRUNCHの看板の方が目立つかもしれません。
ここは黄白白(ファンパイパイ)ELK NEW YORK BRUNCHとの二枚看板で営業しており、近くのイートインスペースを利用して台湾カステラ以外にもパンケーキ類を中心としたいろいろなメニューをその場で楽しめます。

台湾カステラは焼き立てでないものはすぐに買えるそうですが、焼きたてを希望する場合はレジで事前に予約して(代金前払い)から焼き上がり時間になったら受け取りに行くという方式になっています。

ガラス越しにキッチンの様子を見ることができるのですが、分厚い大きな巨大台湾カステラを16分割して販売してくれています。

レジにいくとこんな感じで焼き上がり時間と予約受付状況が掲示されています。
各時間帯は15個の予約で受付終了という感じになっていたので時間帯ごとに先程の巨大パンケーキを一枚(切って16個にする)焼くくらいの生産能力のように見えました。

私たちは日曜の10時50分頃にレジに行ったのですがその時点で11時と11時30分は完売で12時45分が残り一つという状態でした。
ふたつ欲しかったので時間を跨いで13時焼き上がりのものもひとつもらうことにしました。

予約時に代金を先払いすると引換券がもらえます。
時間になったらレジではなく受け取りカウンターへ行って引換券を見せる方式です。

肝心の味は?

食いしん坊スタッフが揃っているので全景の写真を撮り忘れました…
食い散らかし状態で失礼いたします。

商品にはお手拭きやプラスチックナイフが付いていたのでその場で切り分けてすぐに食べてみました。
プラスチックナイフで台湾カステラを切るときの「溶けるような切れ心地」が印象的でした。

焼き立てということでしたが、焼き上がって少し冷ましてからの提供になるようで受け取った台湾カステラは微熱の人肌くらいの温かさです。

気になる味については食べる前の想像と違ってほとんど甘くなく卵の香りを強く感じる食べ物でした。
食感は独特で「陳さんの蒸しパンの食感がもっと軽くなった感じ」というところでしょうか(広島の人にならギリギリ伝わりそうな表現)
空気をたっぷり含んでややもちもち感もあるふわふわさで、人によってはプルプルとも表現しそうな不思議な食感です。
何度か噛んでいると上品なフレンチトーストを食べているような感覚に陥ります。
とても表現が難しいのですが、「想像よりまったく甘く無い」もので食感の面白さも楽しめる食べ物だと思います。

ここで、いったん製造中の動画でプルプル感をお伝えしようと思います。

焼印を押された台湾カステラがぷるんぷるんに動いてますよね。
この焼印、めちゃくちゃ細い線までシャープに描けていてその点も小さなびっくりポイントでした。

これだけでも十分に美味しいのですが、甘いものを期待している方は自宅ではちみつやバニラアイスやホイップクリームなどを用意してアレンジしながら食べるというほうがスイーツらしく感じると思います。

周りくどい表現をしているので「おいしくなかったから言葉を選んでいるのかな?」という誤解を与えるかもしれませんが、未体験の感覚に表現が追いつかかないだけでおいしいのは確かなのです。
出来立てじゃない冷めたやつならLECTに行くたびに買いたいレベルではあるのです。(理由はちょっと先で)
ただ、何度も書いている通り普通のカステラのような甘さがあるわけじゃないのでイメージのアンマッチでピンとこないと感じる人もいそうだなと思います。
めちゃくちゃ甘いものを期待している人にとっては無味とも取れるかもしれず、台湾カステラ単体で楽しめる人はある程度味覚や嗅覚が繊細な人かもしれません。

実は冷めたほうが美味しい?

台湾カステラは焼きたてが売りなので機会があればぜひ焼きたてを楽しんでもらいたいとは思うのですが、6時間後の我々に予想外の感想が湧いたのです。

あれれ?冷めたほうが美味しいのでは?

おうちに持ち帰って冷たくなったものを夜のおやつに食べてみたのですが、味が落ち着いててめちゃくちゃ美味しかったのです。
焼きたてのものよりふわふわ感が落ちた一方でもちもち感が強くなって空気を含んだもちもち感はシャワシャワに近い食感になっていました。
焼きたてのものは卵の香りが目立っていましたが、冷えたものはそれが落ち着いていてそのことにより奥深い甘みも感じられるようになりました。(とはいえ、やはり甘さは控えめです。)

焼きたてはエンターテイメント的な加点も含めた美味しさがあるのですが、純粋な味としては私たちは「冷めたほうが美味しい」という意外な結論を出すことになりました。

焼きたては予約制なのですが、冷めたものはレジですぐに買えるということなのでおうちでじっくり食べたいという方は無理に焼き立てではなく冷めたものをスマートに買うほうがいいかもしれませんね。

まとめ

焼き上がりを待つという時間的な負担はあるものの、焼きたてをいただけるというのはなかなかできない経験なので興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
焼きたてと冷えたものとではそれぞれ良さも違うので食べ比べしてみるのもいいかもしれませんね。

店名
黄白白(ファンパイパイ)

住所
広島県広島市西区扇二丁目1番45号 LECT 1F

営業時間
10:00〜20:00(レクト内の店舗なのでレクトの営業時間もご確認ください)

※情報は掲載時時点のものですので内容に違いが出る可能性があることをご了承ください。

↑お取り寄せグルメで発見したねこ印の台湾カステラ

ほかの記事も読んでみてね!