第三次タピオカブームの牽引役「KOI The(コイティー)」に行ってみた!
コロナ禍でフードデリバリー需要が急拡大し、お家にいながらお店のラーメンが食べられるのが当たり前の世の中になってきました。
しかし、ラーメンってほんとデリケートな食べ物でして、「配達中に麺が伸びてしまう」という致命的な問題があり、それに対してお店側が提示した一番合理的な解決策が「茹でていない麺を届けて自宅で茹でてもらう」なんですよね。
自分も「自宅で茹でる」のオプションがあるお店は積極的にそれを選んじゃいますが、すぐに食べられるものを頼んだのに結局自分で調理するのはどうなんだろうという疑問が湧いてしまうこともあります。
そんなジレンマを解決するかもしれないのが、インスタント麺でお馴染みの日清食品が提供するRAMEN EXというサービスです。
なんでも、日清食品が持つ技術力を駆使して開発された宅配専用のラーメンで、自宅でレンチンするだけでお店に近いラーメンが食べられるようしたものだそうです。
商品はUber Eatsを使って届けてもらう仕組みとなっています。
RAMEN EXが気になっててかつ、Uber Eatsを使ったことがない方は「初めての注文が1000円引きになる」クーポンコードがあります。
よかったらこちらを使ってみてください。
クーポンコード:eats-bimzkx
※アプリのインストール後、アプリ内の「アカウント」→「クーポン・プロモーション」に上記コードを入力してください。
ご存知の方は「いまさらその話?」ってなるかもしれないのですが、RAMEN EXは2020年に始まったサービスですね。
ラーメンが好きすぎてフードデリバリーでもまずはラーメンから探し始めるほどの私ですが、どうもこれは頼む気になれずに今の今まで躊躇していました。
躊躇していた最大の理由は配達料などを入れると2000円くらいのラーメンになっちゃうという点です。(定価の場合)
もう少しリーズナブルなお店もたくさんありますし、1500円も払うのなら他のものを買うよという気持ちになっちゃってたんですよね…
しかし、クーポンやらなにやらでぎりぎり納得のいくお値段で利用できる機会がやってきたのでようやく注文してみました。
RAMEN EXがどれほどのものかぶっちゃけレビューです。
ラインナップ
注文は出前館かUber Eatsで行うのですが、私の地域では出前館での取り扱いがないようでUber Eatsで検索してみました。
検索結果の表示にクセがあるので見落としがあるかもしれませんが、私の地域ではすみれ、ますたに、無鉄砲、豚天国という4店舗が確認されました。
これらの店舗の住所は全部同じであり、例えば豚天国に入ってメニュー一覧をみるとすみれ、ますたに、無鉄砲のメニューを同時注文できるので完全に入口の看板が違うだけですね。
太めのお値引きをしてくれていることもあり、今回はクーポンやお値引きなどが重なったのでようやく注文する気になれたという感じです。
すみれ、ますたに、無鉄砲は実在するお店のメニューですが、「監修」という言葉も使われており完全再現というものではなさそうです。
豚天国は日清オリジナルのメニューだそうで名前の印象の通りお野菜もりもりの二郎系です。
本当なら有名店のものを食べ比べてあーだこーだ論ずるのが楽しいと思うのですが、食べ比べるほど食べたことがないお店ばかりなので、逆にこっちのほうが面白いかと思って日清オリジナルの豚天国を頼んでみました。
↑日清さんはこれ系をいろいろ出していますが、これとは違います。
豚天国
お店の20%オフとUber Eatsのやっている20%オフなどが重なって、サービス料、配達料込みで1200円くらいになったラーメンです。
公式サイトだと1380円になっているけど、Uber Eatsだと1580円で2割引の結果1264円となりました。
定価は値上げされたのかな?
ちなみに、Uber Eatsではこれに10%のサービス料と配達料がかかります。
定価だとなんだかんだで2000円くらいになりますね。
そして届いたものがこちら
説明書きにスープと麺が別々に入ったどんぶり容器と、具材のパックたちです。
それぞれを紹介する前にいったん公式サイトの「商品形態」をみてみましょう。
公式サイトの情報だと専用ラベルやレンゲが付いているようですが届いたものはラベルがなくてレンゲもなく割り箸も普通の白い紙袋に入った割り箸でした。
ブランディングが中途半端!?
ここ2年でプラごみに対する世の中のアレがさらに厳しくなったので、レンゲは無くなっちゃったのかな?
麺や具材はこんな感じでした。
常温よりもやや暖かいチャーシューと大きな野菜パックと荒めの生ニンニクが具材になっており、生ニンニク以外は工場でしっかりとパッキングされている感じです。
チャーシューはレンチンしないので冷たすぎないのが嬉しいです。
日清と聞くとインスタント麺のイメージがありますが、この麺は冷凍保存していた茹でた生麺を解凍して届けられたもののようで冷たいです。
スープはたぶんもともと冷凍だと思うのですが、3〜4秒持ち続けると手放したくなるくらいの感じの熱さに熱されていました。
付属の器にスープを注いで、その上に麺がのったままのトレイをセットして、もうひとつ蓋をした上に野菜パックを乗せて3段重ねでレンチンする感じです。
麺が伸びることもなさそうだし、配達中のスープこぼれも心配なさそうです。
もしも配達員さんが豪快に転んでひっくり返したとしても、食べるにはなんの不都合もなさそうな商品になっています。
たしかに、日清さんによる「ラーメンをフードデリバリーに最適化するための努力」が伝わります。
しかし驚いたのはレンチン時間はまさかの9分30秒というところでした。
予想よりもだいぶ長かった!
調理にガスコンロや鍋などは使わないので自宅で茹でる方式よりはらくちんではありますが、届いてすぐに食べられるものではないのでランチタイムに時間制限があるかたは要注意ですね。
レンジアップしたスープはぐつぐつと煮えていました。
レンンジアップした麺はこんな感じです。
二郎系は麺のごまかしが効くのでなんとも言えないですが、しっかりとした食感があり粉っぽさもなくなかなかいい感じ。
他のお店のように麺がゴワゴワと固まっていたり、早茹ですぎて粉っぽさが残っていたりなどはありませんでした。
たしかに麺だけならだいぶクオリティが高いかもと思いますが、電子レンジの過熱ムラか一部カリカリに乾いている箇所がありました。
仕上がりはこんな感じ!
レンチンしたのでもやしの量が減って見えるかもしれませんが、ボリュームはなかなかのもの。
十分な大きさで厚みも立派なチャーシューはほろほろ系ではなくちょっとキシキシしたチャーシューでした。
もも肉っぽいだいぶあっさりしたチャーシューです。
スープは背脂たっぷりという感じではなく透明度が高いです。
油の量がだいぶ多く油が厚めの層になっているから透明度が高く見えるのです。
背脂だけでなく塩味もお醤油も控えめなので、いわゆる二郎系を期待するとかなり物足りないのですが、付属のニンニクを全部入れると少し尖った感じになってまぁまぁいい感じでした。
見た目とは裏腹に小綺麗かつ控えめにまとまっている感じのラーメンで、油の多さ以外は二郎系にあるような「健康被害が気になるけど美味しいからやめられない」みたいな罪悪感が薄いです。
二郎系を期待しているとがっかりする人も多そうなのですが、実はこれ商品説明に二郎系だなんて一言も書いていないんですね…
食べ応えのある極太麺と背脂たっぷりの濃厚豚骨スープがクセになる、日清食品オリジナルのガッツリ系ラーメン。
なのです。
RAMEN EXまとめ
「豚天国」しかいただいていないのでそれだけの評価になりますが、全体的に期待しすぎるとがっかりしそうです。
しかし、野菜たっぷりのちぢれ太麺が家庭で食べられると考えると一定のニーズはありそう。
お野菜もしっかりと生野菜が使われているのが良かったです。
でも、割引なしだと1杯2000円と考えると他にもっと美味しいものがたくさんあるだろうなという気もします。
日清さんの努力で確かに他のデリバリーラーメンよりも麺の食感は良かったのですが、価格差を埋めるほどの魅力とは言えないのが正直なところです。
あと、良くも悪くも量販的(万人の口に合う感じ)に小綺麗かつ控えめにまとまっているので「これじゃなきゃダメだからヘビーリピートしたい!」ってなるような個性も見つかりませんでした。
もしもこれがお持ち帰り商品として1000円くらいで提供されているのであれば時々利用しそうな感じはしますが、お家に届けてもらえるとしても2000円くらい払うのなら他のものを食べるだろうな…
試みは面白いと思うので、もう少し価格面との折り合いがつけば広く支持されるサービスになるのかなと思いました。
またクーポンなどがあるときにRAMEN EXの他のお店も試してみようと思います。
RAMEN EXが気になっててかつ、Uber Eatsを使ったことがない方は「初めての注文が1000円引きになる」クーポンコードがあります。
よかったらこちらを使ってみてください。
クーポンコード:eats-bimzkx
※アプリのインストール後、アプリ内の「アカウント」→「クーポン・プロモーション」に上記コードを入力してください。
RAMEN EX公式サイト
https://www.nissin.com/ramenex/