冷やし中華アンチ勢も腰を抜かす?
たぶん日本一おいしい冷やし中華!
突然ですが、みなさまは冷やし中華お好きですか?
私は麺類が大好きで麺類という麺類にはほぼ片っ端から食いつくのですが冷やし中華というものだけはあまり好きではありません。
「暑い時期は自慢のラーメンも売れねぇな…仕方ねぇ、冷やし中華でも適当に作るかー」というラーメン屋さんの逃げで、クオリティが微妙のわりに季節限定のちょい高プライスというものを大量に見てきたからです。
しかし、ラーメンぐっちの夏季限定メニューである冷やし中華は冷やし中華を軽んじていた自分を恥じるほどのおいしさです。
ラーメンぐっちについてはいつか紹介記事を書きたいなと思いながらそれが先送りになってしまっているのでちょっとだけ紹介しましょう。
ラーメンぐっちは西観音にある広島風しょうゆとんこつラーメンの比較的新しい名店です。
「20代以下にはちょっと物足りないけど30歳を超えた人には大絶賛する」というちょっと不思議なラーメンで熱心なファンが多く、私の身近なところで言えば年に数回、東京からこのラーメンを食べるために広島に来る方もおられるほどです。
ちなみに、若い方は「ちょっと物足りない」と感じることが多いようなのでワンパクなラーメンがお好きな方は「こってり&濃いめで」とお願いしてニンニクを入れるとかなりパンチのきいたラーメンになるので物足りないなと感じたことがある方はぜひ試してみてください。
さて、そんなラーメンぐっちの冷やし中華は見た目も普通の冷やし中華とはちょっと違い、「おいしい冷やし中華を作るにはどうすればいいか」という作り手の熱量と研究心が伝わる逸品です。
タイトルの「日本一」というのは私個人の感想なのですが、日本一の気持ちに偽りはありませんので何が日本一なのかをこれから責任をもってご説明します!
1.具材にこだわってる
冷やし中華ってキュウリやトマトを適当に乗せただけで、食べてみると素材の味(青臭さ)が強すぎてよくわかんないというイメージがありませんか?
しかし、ラーメンぐっちの冷やし中華はちょっと違います。
野菜は水っぽさや青臭さが麺に勝ってしまわないようにしっかりと下味がついています。
また、写真の手前はカリカリに焼いたチャーシューで一般的な冷やし中華ではあまり見られない食感です。
提供の直前にカリカリに焼いてくれるのでこれだけやや熱い具材になっているのですが、それも良い刺激になり楽しめるところです。
しっかりと味がついた煮卵とレモンにより途中で味覚をチェンジすることができるので最後まで飽きずに食べられます。
2.麺をしっかりと冷やしている
冷やし麺のセオリーは「氷水でしっかりと冷やすこと」なのですが、それがわかっていなかったり、氷の製造能力の問題でぬるい冷やし麺になっちゃったものに出くわすことも多々あります。
より一層残念な例として氷水で冷やさず、麺の上に氷をポンポン乗せているだけの冷やし中華などもあり、これは冷やしが足りないだけでなく時間とともにどんどん味が薄くなっちゃったりするので悪循環の極み…
しかし、ラーメンぐっちの冷やし中華はしっかりとキンキンに冷やしてくれているので麺がプチプチとした食感になり最高においしいです。
繰り返しますが、冷やし麺をおいしく作るのに一番重要なのは「冷やし方」です。
ご家庭でそうめんを作る方で、普段水道水でばしゃーっと冷やしてるだけの方は一度ぜひ「大量の氷を使った氷水」で冷やしてみてください。
別の食べ物かと思うほどおいしさが変わりますし、ラーメンぐっちはお店でこれを実践しているのは素晴らしいです。
3.スープもおいしい
この冷やし中華、スープが別提供されるのでそうめんのようにつけて食べることもできそうですが、私は豪快にぶっかけています。
さっぱりした鶏ベースのスープなのですが、ぶっかけることでカリカリチャーシューの脂と混ざってさっぱりながらもコクもあり、口に含んだ時のトップノートと飲み込んだ後のさっぱり感が病みつきになります。
このスープがお皿の上のどの食材とも相性がばっちりでかつ、食材により表情を変えてくれるのでいろんな食材を口にするのが楽しくなります。
スープは濃すぎないので私は食べ終わったらいつも飲み干しています。
4.大盛は+50円
ラーメンぐっちと言えば、全体的にお値段がやさしく半玉で60円というリーズナブルな替え玉も魅力ですが残念ながら冷やし中華は替え玉不可です。
しかし、+50円でたっぷりとキンキンに冷えた麺を大盛にしてもらえるので普通の胃袋の持ち主ならこれだけで十分満腹になるでしょう。
大盛をご希望の場合は、普通の冷やし中華の食券と一緒に現金50円をお支払いすればOKです!
湿気が多かったり暑かったりで食欲が落ちちゃうこの時期、お近くの方はぜひラーメンぐっちの冷やし中華を試してください。
場所:ラーメンぐっち (その他のメニュー、場所など詳しくはラーメンぐっちへ)