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【未来実現】目の付け所がSHARPすぎ!猫トイレがIoTでAIの時代!!【使えすぎ】

2019/5/10 - IT, いきもの, レビュー, 生活トミー

神すぎる猫トイレ!!!
腎臓が悪い猫の飼い主さんと動物病院の先生たちにこのトイレのことが広まりますように。
SHARPが開発した未来型猫トイレ「ペットケアモニター」のレビュー記事です。

 

 

この記事を読んでほしい人

 

・腎臓の悪い猫を飼っている方
・シニア猫を飼っている方
・猫を飼っていてまだ若いけどとにかく長生きしてほしい方
・だっこ嫌いな猫の飼い主さん
・動物病院の先生方、関係者さん

 

上記の方は必見。 
全ての猫の飼い主さん、特に腎臓が悪い猫の飼い主さんが泣いて喜ぶほど素晴らしい未来型の IoT(※)猫トイレがSHARPによって開発されたのでご紹介します。

 

※IoTとは … Internet of Thingsの略で「モノのインターネット化」と訳される。冷蔵庫や電子レンジなどの家電、ドア、医療機器などのモノ(パソコンやサーバーなどのいかにもな情報端末以外)がインターネットに接続され、情報をやり取りできるようになること。

 

その商品はこれ。

猫用システムトイレ「ペットケアモニター」

 

 

見た目は特に一般的な猫が用を足す猫トイレと変わりません。 何が違うかと言うと、このトイレ、こんな機能が搭載されています。

 

・猫がトイレにいったら、体重を測ってくれる
・猫がトイレにどんな頻度でいっているか記憶してくれる
 ・一回のトイレでどれくらいの量(尿量)が出ているか計測してくれる。
どれくらいの時間トイレにこもっているか測ってくれる。
・トイレのまわりの温度が何度か測ってくれる。

 

 

なんとこれらをこんなふうに…

 

 

 

スマホに通知してくれるんです!!!!!

 

 

 

 

 

その上、トイレで計測された情報をAIが解析して「トイレの周りが寒すぎるようだ(=猫が近づかなかったり力みすぎてしまう)」とか、「トイレに行っているのに量が出ていないよ(=頻尿と腎不全の可能性)」…などなどのアラートを表示もしてくれます。

 

 

 

 

… 腎不全の猫って末期になってくるとね、

 

・毎日体重を量らないといけない
(気分が悪くて食べていないかどうか、食べているのに痩せていないかを確認するため)
・尿の頻度を確認しなければならない
(頻尿になっていないか確認、療法食の切り替えの判断材料にもなる)
・皮下点滴をしている分ちゃんと尿として出ているかを見ないといけない
(点滴をしても排出されない場合、腎機能の低下により尿毒が体中にまわってしまうので別の方法を検討)

 

などなどやることや注意ポイントがいっぱいです。

でもこんなの、家にずっといないと見てあげられないじゃないですか。

 

せめてできることとして体重をしっかり測りたいところですが、抱っこ嫌いな猫(まさにうちの子)の場合は捕まえるのも大作業。

 

 

腎不全で痩せゆく猫は100g単位が命とりになるから確実な体重を取らないといけない。だから嫌がる猫を捕まえる。人間ごと体重計に何回か乗って平均値の体重を割り出す。これだけだけど猫はイライラ、人間は傷まみれ。そして人間ごとの計測なので正確な数値は出しにくい。

 

でも、もう安心。

 

この問題をトイレを差し替えるだけで解決できるんです!!!

 

 

ちなみにこのトイレを使うようになって、うちの猫さんについて分かるようになったことはコレ。

 

・うちの猫(腎不全レベル4〜5、点滴毎日)は、起きている間ほぼ2時間おきにトイレにいっている。
・飼い主のいない昼の時間帯に深い眠りに入っていて、全くトイレに行っていない。
・点滴を500cc入れたときは体重が約400g増え、点滴を250cc入れたときは体重が約200g増える。点滴直後とその次のトイレだけ平均よりも15g尿量が多い。=体重の変化で一喜一憂しないようになり、理論的に状況を把握できるようになった。

 

これらはこのトイレを使わなかったら絶対わかりませんでした。

情報を積み重ねていけば異常を検知することができますし、見せるだけでもよくなるので病院の先生に猫の様子を説明するのも楽になります

 

 

「購入する価値はあった?」と聞かれたら私はこう答えます。

 

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価値アリ。絶対に猫飼いのみなさんにオススメします。

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本体は2万6千円とちょっとお高いです。
月々のアプリ利用料は300円ずつかかります。

ですが、調子を崩した猫をストレスをかけながら病院通いすることを考えれば安いもんです。猫歴20年7匹目、たくさん猫の本を読んで勉強してきましたが、このトイレのおかげでいまさら分かったこともあって、猫の生態を知る意味でも買ってよかったと思っています。

今飼っている子はもう、余命1年あるかどうかわからない状況です。
腎不全をかかえた今の子に使える時期は短いかもしれませんが、間違いなくこのトイレのおかげで一緒にいられる時間は伸びていますし、何一つ不満はありません。

 

猫飼いで、日中ずっと見てあげることができない飼い主さんとこの猫さんには、ぜひこれを買ってあげてほしい。これを使って大切な家族と、少しでも長く一緒に暮らせることを祈っています。

 

 

我が家が初めて導入したIoT機器は人間用のものでもなく、この猫用トイレ「ペットケアモニター」でした。SHARPさん、本当にいいものを開発してくださってありがとうございました!!

 

 

ペットケアモニターの一問一答まとめました(猫トイレ従来品との比較アリ)
SHARPの未来型猫トイレ「ペットケアモニター」実際に使ってみて17の疑問と回答

これも大事
トイレによく行く、熱っぽい、触ると怒る「猫の急病対応マニュアル」

 

 

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