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和太鼓特集 その1
知ってから見ると「なるほど!」となる2種類の和太鼓の違い

2017/2/16 - カルチャーしぶ

みなさまは和太鼓と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
「小学校の時に和太鼓部で叩いてました」という方から「お祭りで時々目にする程度」という方まで様々だとおもいます。
きょうは和太鼓初心者の方のために次に和太鼓を見たときに面白くなる基礎知識として、2種類の和太鼓の違いをご紹介しましょう。

そもそも和太鼓とは

木でできた樽のような胴に牛の皮を張ってそれをバチ(太めの棒)で叩くことで出る振動を音にする打楽器です。
最近では大きな木を手に入れることも難しくなってきたため樹脂でできたものもあり昔ながらのものから近代的なものまで見た目も様々です。
和太鼓奏者の中には自身で和太鼓を作る方もおられ、衣装と合わせて演奏者の個性をアピールする要素も持っています。

和太鼓にどんな種類があるの?

長胴太鼓(ながどうだいこ)桶胴太鼓(おけどうだいこ)の二種類が代表的なものでこれらは主に構造の違いで分類されています。

長胴太鼓(ながどうだいこ)

別名宮太鼓(みやだいこ)、丸太をくりぬいて空洞にして牛の皮を鋲で固定したものが主にそう呼ばれます。
比較的高価で美しい木目に加えて金具等の装飾があるものがあり、見た目の良さからお祭りなどではこちらが使われることが多いです。
くりぬいた一本丸太に鋲でしっかりと皮を固定していることから後述の桶胴太鼓よりも隙間が少なく、音の鳴りや抜けは良い(よく響く)傾向にあります。

   

ゲームセンターで見かける太鼓の達人はこちらの太鼓をモチーフにしていますね。
皮の周りの鋲が特徴的です。

このように一本の木をくりぬいて作られます。

桶胴太鼓(おけどうだいこ)

木の板を樽状に張り合わせて作っている太鼓で、牛の皮をロープで引っ張って貼り付けているので周囲にロープが張り巡らされているのが見た目の特徴です。
同サイズであれば長胴太鼓よりも軽量で、取り回しやすく小さいものであれば肩からぶら下げて演奏する事もできます。
ロープの引っ張り加減で皮の張りが変わるのでチューニングすることも可能です。

周りのロープが特徴、手でたたく鼓(つづみ)と似た形ですがサイズも様々で超巨大なものもあります。

樽や風呂桶のように木の板を筒状に張り合わせて作っています。

またこれら以外に附締太鼓(つけしめだいこ)という小ぶりで主に高音域を出すための太鼓などもあり、和太鼓演奏者はこれらの太鼓を音色、サイズ、材質、利便性などで使い分けて演奏しています。

和太鼓の演奏を目にすることがあれば「あれは長胴太鼓だぜ」「あれは桶胴太鼓だわ」など見た目からそれらの特徴を思い出して聴いてみると面白いと思いますよ!

写真提供:和太鼓ぐっちさん

和太鼓入門