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雪の日の運転に気を付けること

2017/1/16 - 生活しぶ

西日本だとまとまった降雪がシーズンに数回程度なので雪道に慣れていない私たちは大雪の日に慌ててしまうことも多いですよね。
今日は雪の日の運転で気を付けることをまとめてみました。

スノータイヤ、タイヤチェーンなどを装備していない場合は乗らない

大前提として「雪道を舐めるな」という点があります。
道路に雪が少しでも積もっていたら「これくらいならノーマルでも大丈夫かな?」という甘い考えは捨てましょう。
走行中に天候がさらに悪くなった場合に対処できなくなるということも考えられますが、もっと危険なのは坂道で雪が積もっていたり凍っている時に路面に対してタイヤが空回りすると運転席からの操作だけでは対処ができないこという場合です。

雪の日の大迷惑行為のひとつが「走れなくなった車を一時的に乗り捨てて道を塞ぐこと」です。
交通マヒの原因の一つでもあり、特に広島では山や坂道の上に団地がある土地も多いです。
軽い気持ちでノーマルタイヤで山登りをチャレンジして、登れないから車を乗り捨てて徒歩で帰る、対向車や後続車が乗り捨てられた車をよけようとすることによる渋滞、それをよけようとしたほかの車が脱輪してさらなる乗り捨て、そして道路が完全に封鎖される…
残念ながらこのようなシーンを何度も見たことがあります。

自分の安全だけでなはなく他人に迷惑をかけないためという観点でも「不十分な装備と軽い気持ちで雪道を走らない」を心がけましょう。

マイカーの駆動輪を理解しておく

駆動輪とは車のエンジン力で回転するタイヤのことです。
俗にいう四輪駆動(4WD)でない限り多くの場合は前輪駆動(FF)、後輪駆動(FR)のいずれかでこれらは4つのタイヤのうち二つしかエンジンの力では回転していません。
前輪駆動は前タイヤのみがエンジンの力で回転して後ろタイヤはそれに引きずられてくるくるとついて回っているだけであり後輪駆動はその逆です。
日本の家庭用乗用車では前輪駆動車が一番多いそうで2輪駆動の中では比較的雪道に向いているとされます。

「タイヤチェーンは駆動輪に巻く」など駆動輪について言及されることが多いですが、ほかにも雪道での運転方法にも小さな違いがあります。

[前輪駆動の場合]
直進は得意だけどカーブが苦手な車です。
前輪の駆動輪が滑ってしまうとハンドルを切ってもブレーキを踏んでもコントロールできないことがあります。
「カーブ前の直線で十分にスピードを落としてカーブする」を心がけましょう。
また、「車の前に重心がかかる」とタイヤのグリップ力を発揮しやすいのですが、逆に急な上り坂など重心が後ろに来ると前輪が浮きがちになり空回りしやすくなります。
雪道の上り坂では車間距離を十分とってなるべく止まらないように走行しましょう。

[後輪駆動の場合]
前輪駆動に比べ後ろタイヤを回転させて車を走らせるまでのエネルギーがたくさん必要です。
走り出したら安定するのですが立ち上がりが前輪駆動より不利と言われています。
急な加速などはお尻を振るように後輪が滑って最悪の場合スピンしてしまうこともあります。
後輪をじっくり路面にかみつかせるイメージでゆっくりと加速してゆくよう心がけましょう。

タイヤが空回りしたら

加速時などにタイヤが空回りすると慌ててアクセルを強く踏んで乗り越えようとする方もおられますがそれは状況を悪化させてしまいますし、後輪駆動車であればスピンにつながることもあり大変危険です。
急な坂道などでない限りは安全を確保したうえで降りてタイヤ回りの状況を確認しましょう。
大きな雪玉などがあれば取り除いて走行します。
雪玉などなく路面の氷などが原因の場合は駆動輪と路面の間に布(なければ段ボール)を敷いてグリップ力を高めて脱出しましょう。

車の屋根に雪が積もっていたら落として走行

街中では雪が降っていないのに山から下りてきた車が屋根にたくさん雪を載せている姿をみたことありませんか?
ドライバー的にもちょっと面白いのでそのまま走りたい気持ちがあるかもしれませんが、雪道が終わって通常の運転ができる場所についたら必ず屋根の雪は落としましょう。
スピードに乗った雪が振り落とされ、塊として後続車に直撃するといいう大変危険な事案もあります。

 

雪道に自信がある方も周りの車が雪道に慣れていなければ予想外の動きに巻き込まれることもあります。
また、車道に雪がなくても日陰がちな歩道は凍っていたり雪が残っていたりで歩行者も予想外の動きをしたり、滑って転んで車道にはみ出したりすることも考えられます。
雪道の運転はいつも以上に慎重に、思いやりの心をもって安全運転でまいりましょう!
少しでも不安があれば運転しないという選択も視野に入れてくださいね!

スノータイヤのかたも坂道の多い地域を走られる場合は念のためチェーンを用意しておいたほうが良いかもしれません。
最近ではお手頃な価格で装着も簡単な樹脂製チェーンもありますよ!