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【大人になると必要な知識】広島のえびす講のこまざらえ(クマデ)の買い方

2018/11/18 - カルチャー, 広島県内トミー

おみやげ用のミニミニこまざらえは祈祷してくれるのか?!そもそもこまざらえどうやって買うの?広島で商売をする大人のためのTipsです。

 

※この記事の写真は2014年から2018年までのものが混ざっています。

 

広島の大きなお祭りといえば、夏のとうかさんと冬のえびす講。
どちらも各神社中心に中央通り沿いでお祭りが展開されます。

 

で、毎年11月18日~20日に開催される冬のえびす講といえば…

 

↓↓ コレ ↓↓

 

 

やたらと遭遇するこの手に持っている竹製の「コレ」についてのお話です。

 

えびす講ではやたらコレを持っている人に遭遇しますよね。

コレ、見た目クマデですが「こまざらえ」と呼ばれています。広島で大人になると身近になってくるものなのですが、今回はこの「こまざらえ」の買い方をご説明してみようと思います。

 

そもそも「こまざらえ」ってなんね?

 

このこまざらえが販売されているお祭り「えびす講」は広島市中心部のえびす通りにある、胡子(えびす)神社のえびす様をまつるお祭りなので、えびす様=商売繁盛 ということで、こまざらえは商売繁盛の縁起物です。

福をかき集めて宝船にのせてきてもらえますように」という願いをこめて、宝船の船主ほか、おめでたい装飾がなされています。

 

 

広島の各店舗や企業をよく見ると、このこまざらえが大抵飾られています。こまざらえは毎年祈祷してもらって新しいものにとりかえるならわしなので、みんな毎年買いにきてるんだね。

 

売られてる場所…そこらの屋台。

 

えびす神社周辺のえびす通り、もしくは中央通りのえびす通り近辺の屋台で販売されています。

 

 

 

小さなものはだいたい3500円、最大で90000円。屋台による価格差はおそらくないような気がします。

 

こまざらえは一年前よりも商売繁盛したら、一つ大きなものを買うのがいいとされています。

 

時々とんでもなく人よりもでかいこまざらえを抱えてフラフラ歩いてる人がいますが、そのこまざらえについているひし形の木のこまふだを見てみてください。

 

そこに書かれている名前の会社、儲かってまっせ。

 

あれ、道行く人に見せびらかしてるんだと思う。

 

初めて買う人

 → そのままふつうに買います。社名や店舗名を書く白い紙を渡されるのでそこに名前を記入します。

 

一年間お世話になったこまざらえを持っている人 

→ 新しいものを買うときにその屋台で交換します。新しいこまざらえと、こまざらえについていたこまふだを渡されます。(こまふだの代わりに紙を渡されることもあります)

 

…で、買った!終わったね!ってわけではないわけで、ここまでだとただ、飾り付けられたクマデを買っただけなので、次のステップへ。

 

こまざらえを祈祷してもらおう 筆達者な受付編

 

えびす神社の近くへ行くと、二つの最後尾があります。片方はお参りの最後尾で、片方はこまざらえの最後尾。こまざらえの方が少し細くて左で短めの列です。間違えないように並びます。

 

 

そのまま列を進むとこまざらえの受付が見えてきます。

 

 

そこですいている列に並んでいると、受付兼習字のうまいおじいさんたちが「どうぞーっ」と呼んでくれます。

 

 

おじいさんに祈祷料(こまざらえのサイズによるが1000円~3000円)を支払い、古いこまふだ、もしくは会社名や団体名の紙を渡しましょう。おじいさんは受付兼めっちゃ筆達者な方なのですが、その場でこまふだにさらさらっと名前を書いてくれます。

そして、こまざらえとこまふだはそのまま神社へ送られ、祈祷をお願いした人は受付と反対側の渡し場へ行くように言われます。

 

大河を乗り越えて… こまざらえ渡し場編

 

受付と渡し場の間にはお参りの列という大河がありますので、そこをなんとか縫って反対側へ進んでください。

 

 

そこでしばし待つ。だいたい5~10分でしょうか。

 

 

祈祷されたこまざらえが神社から降りてきます。それのこまふだを一つ一つ呼んでくれるので、呼ばれたら受け取りにいって終了。あとは小さくてもこまざらえ。見せびらかしながらえびす講を練り歩き、会社やお店に1年間飾ればオッケーです。

 

ほかの広島人がおそらくほとんどやってないこまざらえコネタ

 

こまざらえ屋さんの中央通り沿いの一部の数店舗(2~3店舗)には、おみやげ用のミニミニこまざらえ(竹箕(たけみ)バージョン)が売られています。これは1000円くらい。

 

 

商売ってどうしても上下あるわけで。

そうなると、大きなこまざらえに変えられないのがイヤだったり、大きくなると置く場所が難しくなるので、思い切ってある年ミニミニこまざらえを買って祈祷所に持って行ってみました。

達筆な受付のおじいさんたち、サイズで祈祷料を計算するので、あまりに小さくてとまどわれますが「かわいいね、祈祷料1000円になるけどえぇ?」と受け取ってほかのこまざらえと同じように扱ってくれます。

 

 

 

ちなみに、ミニミニこまざらえは3500円以上のクマデタイプのように米や飾りが少なかったりするので

 

 

気になるなら飾り付けしてあげましょう!

きっと飾り付けられたり、大切にされることって小さなこまざらえさんも喜んでくれるはず!

 

↓↓ 椅子に座ってもらってお米を添えました。

 

家内安全バージョンも。

 

屋台で販売されているこまざらえには商売繁盛だけでなく家内安全のも見たことありますので、商売だけでなく、何かと繁栄していきたい方向けに祈祷してもらえるのだと思います。

繁栄したい広島人さんはえびす講を楽しみながら、こまざらえを祈祷してもらってくださいね♪♪