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地元民ほど知らない方法!
平和記念公園から宮島へ直接船で行くアレ!

2019/9/17 - 広島県内, 生活しぶ

広島の観光地の定番である宮島、広島市中心部から宮島に行く方法としては市内電車(ひろでん)の宮島線に乗って行くのが一般的ですね。
広島駅から市内電車に乗った場合、宮島口までおよそ70分、そこからフェリーに乗って10分くらいかかり、乗り継ぎを考えたら1時間半くらいの小旅行になります。
広島駅からならそのままJRで宮島口まで行くという方法もあって、宮島口の駅までこちらは30分くらいで、そこから同じくフェリーという感じです。

市内電車は広島の街並みをまったりと眺めながら移動することができ、西広島駅より西側でスピードアップするという見所もあり、JRよりも少し運賃が安いので観光客にも選ばれやすいと思います。
一方で、広島に住んでいる人が宮島に行く方法としてはできるだけ避けたいものかなと想像します。(見慣れた街をのんびりと行きたいわけではなく、サクッと行きたい)

これらの定番の移動手段は置いておいて、観光の方はもちろん地元の方が宮島に遊びに行く時にも選択肢の一つにして欲しいのが平和記念公園から直接宮島に行くことができる高速船です。

博識な地元民の間では「平和公園から宮島に行く船」とか「宮島に直接行くアレ」などぼんやりとした感じで呼ばれており、広島に住んでいる人でも割と知らない人がいるというアレですね。

正式名称はアクアネット広島という会社が運営しているひろしま世界遺産航路と言うそうです。

ひろしま世界遺産航路を利用すれば平和記念公園にある桟橋から宮島まで45分で行けちゃうんです!

「45分か〜なかなか微妙なラインだな〜」と思った方も多いと思います。
私も最初はそう思いましたが、この45分にはいろいろなメリットがあるのでぜひ皆様に知っていただきたいところです。

宮島に行く場合は宮島口からフェリーに乗る必要がありますが、ひろしま世界遺産航路は直接宮島に上陸するのでフェリーに乗り換える必要もありません。
完全に一本でダイレクトに上陸できちゃうんです。

市内電車で宮島まで行く場合、片道460円くらい(市内電車280円+フェリー180円、執筆時調べ)なのですが、アクアネット広島のひろしま世界遺産航路は片道2000円(後述ですが2019年10月から値上げ)もかかっちゃいます。

ぶっちゃけお安くはないのですが、それに見合うだけのメリットがある交通手段なのでアクアネット広島のひろしま世界遺産航路についてもう少し詳しくご紹介します!

広島市中心部から宮島に行く最短ルート!

アクアネット広島のひろしま世界遺産航路は8時台から17時台まで、おおよ30分間隔くらいで運行している高速船で45分くらいで宮島に直接上陸することができます。
公共交通機関で宮島に遊びに行く場合、太陽が出ている時間を全て使っちゃうようなイメージがありますが、これを使えば半日くらいの時間でも宮島を堪能できるのです!
これ、スケジュールをたくさん詰め込む高密度な旅行者にとっては時間をより効率的に使うことができる嬉しい選択肢であり、なんとなく広島市内で遊んでたけどやることがなくなっちゃった人が「よし!じゃぁ宮島に行ってくるか!」って思いたてる選択肢でもあります。
もちろん、お金があればという大前提です!

船内は快適!席が確保できるのが最高!

船内の中央に長テーブルがあり、長テーブルの側には回転式の座席がついています。
窓際には窓の外に向けられた固定席が用意されています。
観覧しやすいのは窓際の席ですが、テーブル側の席も椅子が回転するので窓の外に向かうことができます。

船内はエアコンもしっかり効いていてとても快適です。
市内電車は基本的にめちゃくちゃ混むのですが、こちらの船はゆったりと座席に座っているだけで乗り換えの必要もなく宮島に上陸できるのは最高に嬉しいです…
他の交通機関だと宮島についた時点で疲弊してるというケースもありますが、これはその心配もなく宮島を存分に楽しむための体力を温存できるという側面もありますね。

お値段としてはお高いですが、宮島までのファーストクラスを利用する料金だと思えばかなりリーズナブルです。

実際に乗ってみたよ!

1.チケット売り場へGO!

原爆ドームから南へ歩いて2分くらい、川沿いにあるオープンなカフェの近くにある「元安桟橋」に向かいます。

時刻表の向こうにプレハブ小屋があり、そこがチケット売り場になっています。
WEBや電話で予約もできますが、当日いきなり行っても大丈夫です。
予約の場合は「確実に乗船できる」というだけで座席位置が予約できるわけではありませんし、チケット購入などの流れも一般の場合と同じ感じです。
「絶対にこの時間にこれで行かなきゃ」という強い意志がある場合は予約した方が良いですが、それ以外の場合はカジュアルに利用しても問題ないと思います。

 

2.チケットを買う

ここのお客さまの大半が観光客で半分くらいが欧米の方々です。
チケットは券売機で買う制度のようですが、多種多様な国方々が多種多様な言語でやりとりされていてなかなかカオスな空間です。
ですが、スタッフの方が丁寧かつ手際良くチケットの購入を手伝ってくださっていて、私たちもスタッフに人数を伝えてお金を渡せばスタッフの方が券売機にお金を入れてくれ乗船券を手渡してくださいました。
とりあえず、初めての方でも券売所に入ったらスタッフの方が全て案内してくれます!
往復割引もあるので帰りも利用される方は往復で買った方が1割お得になります。(帰りは2日間有効なので短期宿泊の方も利用できます)

3.時間が来たら船に乗る

座席指定ではないので、並んだ順に乗船して好きな席に座ります。
こういう連絡線は桟橋から跨いで船に乗る感じの場合が多いのですが、搭乗用の足場を作ってくださるのでお子様でも心配なく乗り込めます。

私が利用したのは祝日14:35発の便でしたが、63名定員のうち半分くらいの席が埋まっている状態でした。
利用者の大半が観光客、半分以上が外国人、半分が欧米人というくらいの割合で、エイドでのアナウンスも多かったです。

向かって右側の席の方が原爆ドームがしっかり見えそうな気配がありますが、左側の方もUターンの時に見ることができます。


↑船の窓から撮影したので窓についた水しぶきがたくさん映り込んでいます。
橋の下から覗く原爆ドームはちょっと珍しいかも?

これは完全に運なのですが、潮位が安定していて安全な運行が見込める場合は河川を航行中にデッキにでることもできるそうです。
私が乗船した日は潮位の関係で船外にでることはNGでした。

4.のんびりと走る!スマホがあれば地図アプリを!

平和記念公園を抜けると、どちらかといえば地元民の方が楽しめそうなエリアが続きます。
見慣れた街も視点が違うだけでたくさんの新しい発見があるんですね!
橋下駄などを間近にみられるのも面白いです。

 

現代っ子ならではの楽しみ方としては、スマホの地図アプリで位置を確認しながら進んでゆくのも良いでしょう!
「あれが江波だね!」「もうちょっとで海に出そう!」「あれは似島か!」などなど、地元民だからこそ楽しめる発見がたくさんあります。

海に近づくにつれ、船がスピードを上げていくのはワクワクしますよ!

5.海に出ると本気を出す船

川を進んでいる時は遊覧船とうい感じでのんびりおだやかに進んでいましたが、海に出るとスピードアップ!
波とぶつかるタイミングでは船体が大きく揺れることも!
これ、デッキに出てる人がいたら放り出されますね…(だから海の上ではデッキに出られないのです)

この激しさにもすぐに慣れるのですが水系絶叫マシン手前くらいの揺れ方はしちゃいます。

 

6.到着!

海に出ると左手には島々、右手には五日市などの市街地が見えその景色を高速で移動する状態がしばらく続きます。
スマホの地図アプリと一緒にみてたら「巨大な船が停泊してるのは五日市港かな」などいろいろと知りながら進むことができます。

到着するとそのまま宮島に上陸できます。

到着するのはフェリー乗り場よりも徒歩で1〜2分離れた3号桟橋というところになります。
降りる時もしっかりと足場が作られるので歩きにくい靴の方でも安心です!

まとめ

基本的には観光客向けの航路だと思うのですが、広島に住んでいる方も片道だけでも一度は利用してみる価値があると思います。
この交通手段を知っていればいざという時(突然県外のお友達が遊びに来たとか)にも役に立てられるかもしれませんよ!

ところで、こちらの「ひろしま世界遺産航路」ですが、今年の10月から1割くらい値上げしちゃうんですね…
安全な運行にかかるコストなので仕方がないところですが、少しでもお安く利用したいかたは是非今月のうちにどうぞ!

 

ご利用上のご注意:
「ひろしま世界遺産航路」は天候や潮位により出航予定などが変わることが多々ありますので、ご利用の際は公式ホームページなどを事前にご確認ください。
http://www.aqua-net-h.co.jp/heritage/