閉園がきまっちゃったガラスの里
遠い地からもそれだけ目当てでやってくる人もいるらしい!?
あまりに日の目を見てなすぎる宇品のおいしいパンにスポットライトを当ててみる。
筆者は「ウジナマニア」という宇品の広報&後方支援団体で活動をしていますが、ある程度続けていると、「これ、すごいけみんなに広げてぇや!」みたいな地元情報が自然と流れ込んでくるようになるわけです。
今回は「宇品、すげえネタ」との1つとして、ネタ提供いただいた「塩パン」(正式名称:塩バターパン)をご紹介します。
ネタ元は、とある有名なレストランのオーナーさん。
そこは地産地消にこだわり、ボリュームもあり、かつおいしい。
スポーツ選手たちがお忍びでやってくる名店なのであります。
そのオーナーさんが、言うのです。
「あの広島港のパン屋の塩パンは本当においしい!他のは焼き立てのパンとしてのうまさじゃが、あの塩パンだけはこだわって作られてて格別にうまいけぇ、とにかく食べてみぃ。」
塩パンが作れているのは、広島港中央入り口すぐ隣のパン屋さん「カフェ&ベーカリー ニューポート」、見た目はごく普通の、ごく普通な、イートインタイプのパン屋さんです。
店内でパンを焼いていて、イートインスペースは少し大きめ、船が来るまでの待合に使われたりするんだろうなぁ。
ただ、まぁ、とにかく、そんなになんというすっげえおしゃれとか、特化しまくっているような見た目があるわけではない、本当に普通のパン屋さんです。んで、普通に、焼きたてパンや手作りのサンドウィッチたちが売られています。(サンドウィッチは盛りだくさん!)
んで、その中にしれっと並んでいる「塩バターパン」。 もちろん、いたって普通にかえます。
大きなクロワッサンのような見た目です。説明には「スイス産発酵バターを巻き込んだ生地を焼き上げました、100円」 … と。税込みだと108円、サイズから考えると、お安い感じがします。(他のものもお手頃価格)
ネタ元のレストランオーナーの説明の方がこの説明文より長いです(笑)
さてこのパン、食べてみたのですが…
は!?マジ信じられん!!!!くっそうまいじゃん!!!!!!!
すみません、おいしすぎて中身の写真とか、撮りわすれて食べてしまいました。
テキストでお伝えさせてください。
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ふんわり&軽い。絶妙な塩とバターのハーモニー。
口に運ぶと最初に届くのは、裏面のサクッとカリカリ感。
パリッとした力強い食感とともに、にじみ出るほどよい塩加減のバター。
中は詰まっていなくて、クロワッサンのような空洞タイプ。
だがこのパンに詰まりはいらない。これが何個もついつい食べてしまいたくなる後味に繋がるのである。
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……… つ … 伝わりましたでしょうか。頑張って文章にしてみたんですけど ……。
実は、感動をわすれっぽい筆者です。
「あれがおいしかった、また行きたい」とか、「これじゃないと…」みたいなのはそこまでないのですが、この塩パンはめちゃくちゃおいしくて、後から何度も思い出す味。一度買ったのに同日にもう一度買いにいき、感動を分けたくてそれを人にあげたほど …。
ようは、相当おいしかったと思ってください。
ちなみに、外からしばしパン屋さんの様子を見ていたのですが、おじいさんがぷらっとやってきてそれだけを1つ買いに来たり、いくつか買う人も塩パンもトレイに載せて普段買いしてましたから、たぶん、人気なんだと思います。
… というわけで、南区へ行く際は、ちょっとだけ足を伸ばして広島港へ行って、塩パンをぜひ買ってみてください。軽いパンなので、1人1個じゃなくても2個でも別にいいかもしれません。焼き立てでなくてもOKです。冷めてるくらいの方が、あのカリッとパリッとが出ると思います。
ちなみに、 広島港周辺の市営の駐車場は、最初の1時間が無料 なのでじゃんじゃん立ち寄って利用しましょう ♪
広島港の塩パン(本当の名前は「塩バターパン」)、おすすめです!!
カフェ&ベーカリー ニューポート
OPEN 7:00~20:00
〒734-0011 広島県広島市南区宇品海岸1丁目13−26 広島港宇品旅客ターミナルビル 1F